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令和６年12月２日からマイナ保険証を基本とする仕組みに移行されましたが、それに合わせて「マイナンバーカードの特急発行・交付」の仕組みもスタートしています。

これは、現在申請から交付まで約１カ月程度を要しているカードの発行手続きについて、特に速やかな交付が必要となる場合を対象に、原則１週間でカードを交付する仕組みです。

対象となるのは「１歳未満の乳児、カード紛失者、券面の追記欄が埋まった者、カードを破損・汚した者等」とされていますが、本人の意思によらずカードが使えなくなった場合のみが対象のため、全てのケースで特急発行の対象とはならない点に注意が必要です。


また同日より、申請日に１歳未満の者に対しては、顔写真なしマイナンバーカードが交付されるようになりましたが、この顔写真なしマイナンバーカードの発行も特急発行・交付の対象となっています。

出生届と同時に新生児のマイナンバーカードの申請を行うことが可能ですので、12月以降に子供が生まれる従業員の方には周知しておくと喜ばれるでしょう。


厚生労働省資料：マイナ保険証の利用促進等について
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001336296.pdf